こんにちは、ミークのミドリです。
前回の続き・・
「エキゾチックレザー」と呼ばれる皮革のお話です。
エキゾチックレザー=爬虫類というなんとなくの認識ってありますよね。
クロコダイル、パイソン、と並んで人気の爬虫類革は・・・
リザード
リザード革は、トカゲの革です。
トカゲと言っても、大きいやつ!数十センチから1M超えのものまで。
庭や公園にうろちょろしている、小さくてかわいい奴らではありません。
小さい腑(模様)が特徴的で、財布や小物、バッグなどに多く使われます。
艶感も上品で、クロコダイルよりもワイルドさも控えめで、
なんとなく爬虫類は苦手だわ~という方にも、
抵抗なくお持ち頂けると思います。
ただ、クロコダイルもリザードも、型押しの技術が進んでいるため、
一見牛革の型押しかどうか、分からないようなものも多いです。
型押しが悪い、ということでは決してありません。
本物だと思って買ってみたら、型押しだった!!なんてことにはならないように、
しっかりと確認して購入されることをおすすめします。
私たちミークでも、内装革にリザード型押しの牛革を使っています。
↓こちら♪
その他、爬虫類以外のエキゾチックレザー。
代表格は・・
オーストリッチ
オーストリッチ=ダチョウです。
ダチョウの革は、なんと言っても「クイール」と言われるポツポツが特徴。
これは、羽の生えていた毛穴です。
この部分を多く使っているほうが、『製品として価値のあるもの』とされています。
他の部分は、バッグならマチや底の部分、
財布ならマチや内装に使用する事が多いです。
オーストリッチの皮革は、肉厚で柔らかく、使いやすい革です。
一般的に高級素材としても知られています。
これも牛革に型押し、非常に多いです!
それから、”オーストレッグ”という、革。
名前の通り、ダチョウの脚の部分です。
すねのあたりでしょうか。模様をみると、なるほど~~!と納得ですね。
この部分は、薄手の革で、小物に多く使われます。
南アフリカ産のものが良質なオーストリッチで有名です。
エレファント
象の革。
とても希少な革です。ワシントン条約で捕獲が禁止されており、
ほとんど市場で見ることはありません。
唯一、ジンバブエの自然公園内だけは捕獲が許されているとか。。
見ると、「あーーー、象ねぇ」と思う方も多いはず。
シボ感、まさに象の肌ですよね。
本物を見たことはありますが、使いたいと思ったことはありません・・。^^;
エキゾチックレザーの魅力は、希少性と独特の艶、手触り、耐久性など・・
沢山あります。
その中でもやっぱり、エキゾチックレザーの王様と言ったら、
クロコダイルでしょうか。
自然ならではの不揃いな腑や、
代々受け継ぐくらい、丈夫で耐久性も抜群なところ。
エイジングの表情も豊かで、使うほど味わいが増します。
一度使ったらやめられない?!魅力がある
エキゾチックレザー。
こだわる人ほど、好きなる♪そんなレザーたちです。
この度、ガルーシャ長財布をショップにアップしました。
昨年、ご好評を頂いたので、パワーアップしての再販です。
こちらも是非♡
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